ここ最近は生活保護問題などがニュースで大きく扱われているようですが、この問題については今後年金未納問題と同様に(もしかしたら国会議員の親族も?)ぞろぞろ出てくるでしょうから詳しくは時間があれば今後扱う事にしますが、この問題の本質としては数千万円もの収入を得ている者の親族が生活保護を受給することは国の財政の大部分を占める社会保障費の使われ方として正しいのか?という税金の適正使用の問題であると同時に、不正に税金を詐取しているのではないか?という表裏一体の問題であると考えています。
筆者は今回の様なケースは不正受給であると同時に国会議員が国勢調査権を発動して調査することは至極当然だと考えていますが、一方で自民党の片山さつき議員のパフォーマンスも気になるところではあります。テレビ番組で某人気お笑いタレントに夫の会社を潰すと圧力をかけられたと発言し泣いたということですが、政界に出てきた時からこういうような行動(人気取り的なパフォーマンス)をする打算的な人間であると思っていて、当に案の定という展開ではあります。経済や財政に詳しいこと、生活保護問題や領土領海問題に取り組む姿勢などは評価できますが、一貫した議員活動を取ってきていないことなどから国家観が見えないのも残念な所です。まぁそれでも民主党の国会議員よりは遥かにマシだと思ってますけどね(笑)。
5月29日に読売新聞がスクープした中国書記官スパイ疑惑事件ですが、農林水産物等中国輸出促進協議会疑惑などと絡んできて事件の大きさ以上に民主党政権に決定的ダメージを与えるような展開になってきました。
詳しくは後日真相が明らかになり、状況証拠的なものではなく決定的な証拠が出てから書こうと思いますが、今年の初めに永田町で出回った「野田総理訪中をめぐって起きた官邸内の内部紛争」というタイトルのA4・4ページの怪文書及びそれに関連して農林水産物など中国輸出促進協議会が発行した「一般社団法人 農林水産物等中国輸出促進協議会のご案内」というA4・6ページの添付資料の内容がより真実味を増してきました(これらは検索すれば出てくるので気になった方は是非調べてください)。この「野田総理訪中をめぐって起きた官邸内の内部紛争」の最後にある「在東京中国大使館の関係者(公使クラス)」は李春光氏でまず間違いないでしょう。
衆参の自民党の国会議員数名ががこの問題について予算委員会等で質問・追及してきましたが、当事者(鹿野大臣、筒井副大臣)は言い逃れをし、野田首相はこの問題を調査するような疑わしいものではないとして問題化する事を避けてきました。野田首相は国会審議でこのことを追及させないようにさせないために問責2大臣を放置したととられても仕方がないでしょう。
しかし、この怪文書の内容は結構もっともらしかった上に筆者が支持している自民党議員が追及していたので信憑性がかなり高いのではと思っていましたが、予想以上でした。関係者が立件されるだけではなく、うまくいけば野田政権を倒し、民主党に壊滅的なダメージを与えることができそうです。唯一の問題点はどれだけ外交問題化するかといったところでしょう。最悪の場合は尖閣諸島問題と併せて戦争の火種になりかねないという点です。
それにしても、西田昌司議員の追及した疑惑は悉くヒットするなぁと改めて感嘆する次第。西田議員が旭川で6月1日に行われた「かとう礼一政経フォーラム」のために北京への派遣を断らなければならなかったのがかなり残念。。。
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