先週6月13日のの予算委員会で西田昌司議員が追及し始めたあしなが育英会について、超人大陸のこの動画でも語っている。
税理士の資格を持つ西田氏にとっては不正な金の出入りの嗅覚は抜群だ。問題の本質は年間約400億円もの寄付を受けている大きな団体なのに法人格を持たず、任意団体として活動している点がとても胡散臭いところ。もうここに尽きる。
公益法人として国から認可されれば、その法人に対する税金はその公益性から非課税対象になり、当然寄付者も寄付の額に応じて所得税の控除の優遇という莫大なメリットを享受できるだろう。そして、その手続きは弁護士などの法に詳しい人を雇えば半年もあれば、または長くても一年あれば認可されるであろう(西田氏は急げば4か月程度と言っている)。
デメリットをその団体目線で語るなら、利害関係にない外部役員を入れなければならなく、透明性を高めるために寄付金の使途を公開しなければならないことだろう。もう呆れるほかない。これではいくらいいことをやっていても偽善以外の何物でもない。
さらに西田氏によると玉井会長は元副会長であった藤村官房長官に800万円も個人献金をしているらしい。これは語るまでもないが、あしなが育英会の役員としての給料は当然寄付金から出ている訳であるから、藤村官房長官に寄付金の一部(800万円もの大金)が流れているという事である。良かれと思って寄付したお金が政治家にほぼそのまま流れているという事実は寄付者にとって絶対に見逃すことのできない事実のはずだ。
公益法人の中にはこのような一見ふざけた法人もあるが、藤村官房長官や自民党の下村博文氏は積極的に公益法人化を目指さなければ利権まみれの偽善団体であるという指摘は免れられない。一刻も早く目指すべきである。
最後に西田氏の別の活動の動画をもうひとつ紹介しておきたい。尖閣諸島は命を賭けてでも守らなければならない日本の領土である。
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